社会人一年目の私が企業選びで本当に大切にしてほしいこと「働く土地と職種」
こんにちは、社会人1年目も半年が過ぎたイナバです。(2019年10月)
みなさんはどのような視点、基準で受ける企業を選んでいますか?
就職した今だからわかる、本当に大切な企業選びの軸を書きました。
「業界」のさらに内側にある「職種」と、働く「土地」。
この二つが私が大事にしてほしいことです。
マイナビ意識調査からわかる今の就活生の傾向
皆さんはどのような基準で企業を選んでいるのでしょうか。
「2019年卒マイナビ大学生就職意識調査」によれば、
2019年卒学生の就職観は、「楽しく働きたい」が2001年卒からみても不動の1位を継続しており、今年は3割(33.3%)を超える結果となった。
とあるように、「楽しく働きたい」が1位でした。
また、
企業選択のポイントは、「安定している会社」が増加。
文系男子では2年連続「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社」 を抑えトップに
となっています。
つまり、「楽しくて安定している会社が良い!」といったところでしょうか。
みなさんも同じような願望はもちろんあると思います。
しかし、私はこの基準にに少し疑問が残ります。
「安定」というと大手企業や有名企業が思い浮かぶと思いますが、今や有名企業が安定しているとは限りませんよね。
特に大手は世界を相手に戦うことも多いので、企業競争は激しいです。
また、「やりたい仕事ができる会社」と言っても、若いうちは基本的に仕事は上から降ってくるものです。
自分のできる仕事もない状態でやりたい仕事も何もないのではないでしょうか。
では、本当は何を基準に選ぶべきなのでしょうか。
私の考える本当に大切な企業選びの軸
結論から言うと、私が大切にしてほしい基準は「自分の興味」と「土地」です。
前者は理解していただけるとして後者は分かりづらいかもしれません。
自分の興味
まずは自分の興味を大切にすることです。これは本当に大切です。
言われなくても志望業界ちゃんと受けてるよと思われる方もいるかもしれません。
志望業界も大事ですが、受ける会社の中でどのような仕事に就く可能性があるのかも同様に大事です。
例えば、車が好きな人がメーカーの経理に配属されたとします。
他会社の経理と仕事内容に大差はありませんよね。
車よりも数字が好きな人の方が向いているでしょう。
自分の職種に興味がなければ、「楽しく働く」ことは難しいですよね。
会社の中の仕事内容は調べれば出てくることもあります。
給与などと違い説明会で質問しても大丈夫な内容でしょう。
興味のない仕事をすることほどきついことはありません。
友人たちも私も、自分の好きなことに従って就職した人たちは、楽しそうです。
反対に、福利厚生や会社の規模で選んだ友人は辛そうです。
入社して3か月しかたっていない時点で、可哀そうなくらい差が出ています。
なので自分の興味だけは捨てないでください。
興味なんてないよという方は、業界地図を買って興味のない業界は破いて捨てましょう。
意外と何個か悪くない業界が見つかるはずです。
そのうえで、どのような職種があるのかリサーチしましょう。
自分の興味のある業界はもちろんのこと、各会社の詳しい業務内容を調べることで、「楽しく働ける」確率はグンと上がると思います。
実はとても重要な要素「土地」
実はかなり重要なことなのに忘れられがちなのでは、と思う項目がこれです。
土地とはつまり、勤務地と居住地のことです。
勤務地と居住地が近い方が圧倒的にお勧めです。もちろんですが。
例えば、東京に就職して神奈川のから通う場合を考えてみます。
往復2時間ほど、満員電車に詰め込まれることになります。
その間はスマホをいじるくらいがせいぜいですよね。
僕はあの満員電車に週5回も乗るのは絶対に嫌です。
今の職場は自転車で10分なので、帰ってきてから自分の時間もたっぷりあります。
こうしてブログを書いたり、自分の業務に関わる勉強をしたりしています。
そうすれば自分の能力もあがり、「やりたい仕事」をこなせるだけの力が付くスピードも上がると思います。
私は地方都市よりちょっと田舎くらいの場所に住んでいますが、高速バスが通っているので便利でお勧めです。
家賃も安く、首都圏まで高速バスや新幹線が通っていると便利です。
帰りがけに遊んだりもしないので無駄なお金も使いません。
まとめ
今や「安定した会社」に入るのはそもそも見つける時点で困難だとおもいます。
なので「安定」を会社に求めるのではなく、自分に求めるべきです。
自分の長い人生を会社に委ねるのは、今の時代リスクが伴うでしょう。
自分の興味のある業界、職種で相応の努力をすること。
他の人が無駄な時間を過ごしている間に勉強すること。
そうすればどんな会社でも必要とされる「安定した人材」になることができると思います。
就活は大変なことも多くあると思います。
疲れたときは体を休めながら、頑張ってください。
今回の記事が皆さんに少しでも影響を与えられればうれしいです。