イナログ

ダイビングの話と鉄工の話。海が好きで造船業界に就職したダイバー兼職人が書いてます。

仕事がうまくいかないのは、幸せではないからです!【成功と幸せの法則】

 なんか仕事がうまくいかない、幸せだと自信をもって言えない。

成功すれば幸せになれるのに、そんな風に思っていませんか。

実はその考え、間違っているんです。

 

 今回、そんな幸せと成功に関するTED Talkを視聴しました。内容に強く引き込まれたので、その紹介をしたいと思います。

最後にもリンクを貼っています。

Shawnさんというユーモアセンスあふれる面白い方だったので、ぜひ見てみてください。

Shawn Achor: The happy secret to better work | TED Talk

 

 

成功を求め続ける限り、成功しても幸せにはなれない

Shawnは動画中で、多くの企業や学校、子育てをする親などが、以下の法則を信じていると指摘します。

If I work harder, I'll be more successful.

And if I'm more successful, then I'll be happier.

 頑張れば、成功できる。

そして成功すれば、幸せになれる。

 しかし、この法則は科学的に逆であり、間違っている。とShawnは断言します。

一見私たちもそう考えてしまう法則ですが、何が違うのでしょうか。

 

 私たちはどうしても、一つの目標を達成するとまた新たに目標を設定してしまいます。

「脳が成功の再定義をしてしまう」とShawnは述べています。

 

 

良い高校に入れれば次は良い大学へ、良い大学へ入れればいい成績を取る。

良い成績をとれればもっと良い成績を、と終わりがありません。

例えば、このブログは始めたばかりなので誰にも見てもらえません。

しばらくして、初めて、たった1人ですが記事を見てもらえたときは、凄く幸せでした。

その数字が2人や3人に増えても、同様に嬉しかったです。

しかし、数人に見てもらえた日が続いた時、今度は当たり前だったはずの0人に怖さを覚えてしまうのです。

これは間違いなく成功の再定義にほかなりません。

If the happiness is on the opposit side of  success, your brain never gets there.

幸せが成功の向こう側にあるのならば、脳はいつまでも幸せにたどりつけません。

私たちは成功すれば幸せになれると信じて頑張ったり無理をしたりしてしまうこともあると思います。

しかし、成功しても、次の瞬間、そこが成功ではなくなってしまうのです。

そしていつまで経っても幸せを求め、成功を求めてしまうのです。

 

自分を幸せだと思おう

 先ほど、成功すれば幸せになれるという法則は科学的に逆で、間違っているという書き方をしました。

逆、とはどういうことなのでしょうか。

成功すれば幸せになれるのではなく、幸せだと思えば、成功できるが正しいのです。

自分を幸せだと満足してしまったらそこで成長はとまり、成功は見込めないと思いますよね。

ですが、自分を幸せだと認識することの効果は科学的に認められているようです。

詳しいデータは動画中にありますが、ポジティブな脳はネガティブな脳やストレス下の脳と比べてずっとよく機能するのは想像に難しくありませんよね。

知能が上がり、創造性が上がり、活力が増大するとShawnは述べています。

 

今日からできるたった一つの習慣

では、私たちはどのように過ごせば自分たちを幸せだと認識できるのでしょうか。

Shawnがある一つの習慣を提示してくれました。

Write down three new things that they're grateful for for 21days in a row, three new things each day.

ありがたいと思うことを毎日新たに3つ書き、それを21日間続けましょう。

 これにより脳にネガティブなことよりも先にポジティブなことを見つけようとする回路ができるようです。

Shawnは脳も体と同じように訓練で変えることができると述べていました。

これをきっかけにたった21日間で、幸せと成功を手に入れることができるのならやってみない手はありませんね。

 

最後まで見ていただいたあなたに、感謝します。

この記事を届けてくれるインターネットに感謝します。

プレゼンターのShawnと、素晴らしいスピーチを届けてくれたTEDに感謝します。

www.ted.com