イナログ

ダイビングの話と鉄工の話。海が好きで造船業界に就職したダイバー兼職人が書いてます。

新社会人の私の貯金方法と節約方法【ちり積も】

お題「貯金の方法」

 新社会人になってまとまったお金が毎月入ってくるようになりました!

このタイミングで、よし!貯金を計画的にやろう!と思う人も多いと思います。

ですが、初めはなかなか思ったようにお金がたまりませんでした。

色々試してみた結果、軌道に乗せることができたので、節約の方法と貯金のシステムを紹介します!

 

細かい出費を削り、それを習慣とする。

 「ちりも積もれば山となる」ということわざの通り、毎日の細かい出費は使えばダメージとなります。

逆にこれを抑えることで、貯金への強い味方となってくれるでしょう。

日常的に小さな誘惑を断ち切っていくことで、後々の生活に余裕が出てきます。

 

 例えば、毎日朝晩飲んでいる缶コーヒーが1本100円だとします。(1日200円)

今までちょっとのどが渇いた時、気の向くままに買っていた、この缶コーヒーを20日間辞めてみます

代わりに、水道水やパックで作り置きした麦茶などを持っていくようにしましょう。

すると、これだけで4000円お財布に残ることになりました。

 

別に缶コーヒーじゃなくても良いんです。

コンビニで仕事終わりについ買ってしまうお酒とか、揚げ物とか。

気付いたらなくなっていく出費を抑えるだけで、意外とお金が減りません。

逆に言うと、今までは小さな出費に財布の防御を切り崩されていたわけですね。

 

小さな誘惑を断つのは、初めの1.2週間は思ったより辛いかもしれません。

やってみるとわかりますが、これだけ小さな誘惑でも、意外と自分の習慣になっていたのだなと実感します。

しかし、しばらくすればその誘惑ごと無くなるので大丈夫ですよ。(実体験)

 

また、先ほどの缶コーヒーの例で言えば、「今日はちょっと朝から集中できないな」というここぞの日に、缶コーヒーを注入するという使い方ができるようになるのもちょっとした良い副作用ですね。

 

小さな誘惑を断つことで起こる二次作用

辛い思いをして我慢したのにたった4000円か、と思う方もいるかもしれません。

しかし、ここで重要なのは細かい出費を断つことで起こる二次作用にあります。

 

頭にポッと出てくる誘惑を抑えずにコンビニに行くと、予定外の誘惑に手を出すことになります。

ちょっとお酒飲みたいなあと行ったコンビニで焼き鳥も買ってしまった。

コーヒー買おうと思ったけどミルクジャージープリンも買ってしまった。(おいしいのでたまに負けます。)

 

こういった事態は出費の入り口である小さな誘惑を断っていないから起こってしまうのです。

入り口にそもそも入らないことで、小さな誘惑に付随して起こる大きな出費を抑えることができるのです。

 

 

給与から天引きできるシステムを作る

 人間はある分だけお金を使ってしまう生き物です。

少なくとも私はそうです。

それが分かっているので、初手でお金を使えなくします。

 

会社の財形貯蓄があるのならそれを利用したり、各種銀行でも定額貯蓄制度があります。

給与振り込み後すぐに引き落としされるようにしましょう。

これは「貯金」といえば真っ先に出てくる方法ですので、詳しくは先人の方にお任せします。

 

一言言えるのは、元から取るのが一番強い、ということですね。

節水とかでもそうですよね。手元のシャワーとか、結局全開にしちゃうじゃないですか。

元栓を絞っておくのが、一番良い方法です。

 

お小遣いを毎月降ろさない。

 社会人のお休みは基本的に学生の時よりも少ないので、毎週末の予定が豪華になりがちです。

先ほどの元から絞る方法に似てるものがありますが、お小遣いを毎月降ろすと、財布が潤ってしまい、一回の遊びにフルコミットしてしまいがちです。

毎月のお小遣い金額を決めるのは良いことなのですが、口座にから引き落とすのは毎月ではないようにしましょう。

財布の中身が減ってきたら降ろすのがお勧めです。

 

まとめ

 細かい出費を削る方法と手元に来るお金を減らす方法を紹介しました。

まだ社会人として早い今の段階から節約の習慣を作っておけば、あとでとっても楽になりますよ!!

重要なことは自分のお金がどこから流出してしまうのか理解することです。

私は、財布にある分は一瞬で消えて、口座にある分はしばらくして消えるタイプなので、降ろせない口座に入れることと、財布にあるお金を減らす方法を紹介しています。

自分に合った方法でがっちり貯金してください!!

初心者こそダイビングでカメラを使おう!カメラの楽しみとメリット

 

 ダイビングをはじめて、だいぶ潜るのにも慣れてきたし、そろそろほかの人も使ってるカメラとかもほしいなあ。

でも、まだスキルも足りないしどうしようかなあと迷っていませんか?

カメラはダイビングを楽しくしてくれるとともに、スキルアップにもなる魔法のようなアイテムです!

カメラのいいところを2つ紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!

 

 

カメラはダイビングをより楽しくするアイテム

 友達と潜りに行った時、海の中での写真を共有してあげることができます。

海の中の写真は非日常的なので、インスタとかにアップしたい人にも結構喜ばれます。

 

ログ付けをするときでも、写真があれば絵をかいたり特徴から名前を調べることができます。

自分だけが見た生き物も見せることができますね。

 

なにより、写真は楽しいです。

陸でカメラをぶら下げている人も最近は多いですよね。

なかなか言語化しづらいところはありますが、写真の楽しさは、普段スマホで撮る人でも理解できる部分は多いのではないでしょうか。

 

カメラはスピード上達のアイテム

 カメラを持つことによってダイビングスキルの上達スピードが圧倒的に早くなります。

これはよくイントラさんも言っているので間違いないでしょう。

 

ではなぜカメラを持つと上達が早くなるのでしょうか。

 

カメラで生き物を撮影するには、

1.素早くまたはゆっくり近づき 2.狙った位置で止まり 3.そこから動かない

というスキルが必要になります。

カメラを持つことで自然とこのスキルが必要となり、中世浮力とフィンワーク(フィンの動かし方)が上達します。

 

中世浮力は撮影の基本のキ

 ダイビングスキルと言えば真っ先に出てくるスキルが中世浮力ですよね。

これを読んでいるあなたも、まだ中世浮力に戸惑う場面が多いかもしれません。

が、中世浮力はカメラを持つことで上達します。

 

 まず、撮影中はカメラを両手で持ちますよね。つまり、撮影中はBCを操作することができません。

ですが、被写体に目線を合わせたり、「下からとりたい!」といった構図の関係で、高さを調節する必要がありますよね。

ですから、呼吸によって高さを調節することになります。

呼吸によって調節するには、適切な浮力調節が必要です。

被写体の前で浮力調節でバタバタしていると、適切な高さで撮れないことはもちろん、ブレる原因になる上、被写体に逃げられてしまい、プリティーなお尻しか撮ることができません。

いいことありませんね。

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逃げられつつブレた最悪の見本

  また、中性浮力は被写体の前以外でも、サンゴ礁や砂地で撮影をする場合にとても重要なスキルとなります。

中世浮力を取れずにサンゴに墜落してしまえばサンゴを折ってしまう可能性もあります。

また、砂地で勢いよく着底してしまうと砂を巻き上げることになり、自分や他人の写真に砂が映り込んでしまいます。

 

こういったことを避けつつも、「できるだけ被写体に近づきたい!」という気持ちで、シビアな浮力調節を手に入れることができます。

 

高いレベルでの中世浮力を求められるようになることで、スキルは自ずと上達していくでしょう。

 

 

撮影で伸びるフィンワーク

 中性浮力と同時に上達していくのがフィンワークです。

先ほども書いた通り、撮影中は両手が塞がっているので、全ての移動や方向転換をフィンのみで行う必要があります。

 

 そして、フィンワークはいろいろな場面で求められます。

警戒心の強い生き物の場合、ゆっくりと近づく。

反対に回り込みたいとき、細かく方向転換する。

近づきすぎてしまったのでバックしたい。

このような場面は撮影をしていると必ず訪れます。

普通にダイビングしているだけではバックとか絶対しないので、これだけでも上達する理由になりますよね。

また、砂を巻き上げると写真に写りこんでしまうので、その点も気を付けるようになります。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

カメラはハマるとどんどん楽しくなっていきますし、スキルもアップして良いことだらけですね。

ぜひ購入して一緒に楽しみましょう!

【レビュー】「WI-C300」SONYのワイヤレスイヤホン!!

  最近流行りのBluetoothによるワイヤレスイヤホンですが、色々種類がありますよね。

今回は私が購入したSONYのワイヤレスイヤホン、「WI-C300」についてレビューします。

 

 

スペック

質量:15g

連続音楽再生:最大8時間

連続通話:最大8時間

連続待ち受け:200時間

充電時間:2時間(15分の充電で1時間再生可能)

通話用マイク内蔵

音声アシスト機能対応(Siriなど)

 気になるのは電池持続時間ですよね。

15分の充電で1時間の音楽再生が可能で、2時間充電で最大となり、8時間連続再生できます。

通勤用やランニングに使うのであれば十分ですね。

また、これだけあれば充電を忘れても大丈夫なのが素晴らしいですね。

 

特徴

他のワイヤレスイヤホンと比較して連続再生時間が長いと感じます。

単体で8時間を超える再生時間はあまり見かけません。

音質は普通のそれなりのイヤホン程度です。

重低音の圧を感じたい人には向かないかもしれません。

ちょうどよくブレンドされています。

カナル型に近いので周りの音も比較的小さくなります。

使用感

装着した感じはフィットして使いやすいです。

全てのワイヤレスイヤホンはそうだと思いますが、携帯にコードが繋がっていないのがこんなに使いやすいとは思いませんでした。

メリット

ワイヤレスイヤホンの中でも価格が手ごろだと感じます。

4000円を切る値段で売られていることが多いです。

物理ボタンがあるので、音量調節、スキップや巻き戻し、電話対応などに画面を見る必要がなく便利です。

特に電車等で人のカバンにコードが絡まないのが良いですね。

デメリット

同じ価格帯で同じ再生時間のものもあるので、購入前に検討した方がよさそうです。

まとめ

通勤用としてとても良いイヤホンだと感じました。

ワイヤレスイヤホンのベーシックなイメージを全て押さえたイヤホンという感じです。

デザインも無駄な装飾がないので、機会があれば試してみてください。

【書評】AI vs.教科書が読めない子供たちー新時代を生き抜くために必要な能力

 近年、AI技術の目覚ましい発展により、ニュースでも度々取り上げられることがありますね。

「このままでは我々の仕事が奪われるのではないか」

「仕事が奪われようとも新しい仕事が生まれるから心配ないだろう」

「シンギュラリティが起きて人間は不要になるのではないか」

など、様々な意見が飛び交っています。

 

 人間の仕事がAIへの置き換えられるという状況は夢物語ではなく、既に起こっています。

これから確実に訪れる、AIとの共存を求められる未来。

そこで生き残るためのヒントを求めて、この本を読んでみました。

AI vs.教科書が読めない子供たち

https://www.amazon.co.jp/AI-vs-%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8%E3%81%8C%E8%AA%AD%E3%82%81%E3%81%AA%E3%81%84%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%9F%E3%81%A1-%E6%96%B0%E4%BA%95-%E7%B4%80%E5%AD%90/dp/4492762396/ref=asap_bc?ie=UTF8

 

 

本の概要

 時間がない方のために大雑把に説明すると、

AI技術の現状と限界、それに対する人間の能力の現状が知れる本です。

特に後半の中高生の読解力に関する調査データは衝撃的です。

全ての教育者は読むべき本です。

それもなるべくデータが古くならないうちに。

著者

2017年から社団法人「教育のための科学研究所」代表理事

一橋大学法学部および、イリノイ大学数学科卒業。

イリノイ大学大学院数学研究科を経て、東京工業大学より博士(理学)。
専門は数理論理学。
2011年より人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトディレクタを務め、2016年より読解力を診断する「リーディングスキルテスト」の研究開発を主導。
2017年にはTED Conference、2018年には国連にて講演を行った。

 (一部抜粋)

  著者は専門が数学論理であり、コンピュータを動かす大元である数学に精通しています。

このことから、技術的な内容に関してとても正確な印象を受けました。

また、2011年から行っている「東ロボ君」と呼ばれるプロジェクトを通してAI技術の限界についても精通しています。

AI技術と人間の未来

 この本では、「シンギュラリティは起きない。」と明確に断言しています。

ですが、「シンギュラリティが起きないこと」と、「仕事が奪われないこと」は同じではありません。

「AI技術の発展によって、職が奪われる人は確実に増えていく」ということもこの本では述べています。

 

 さらに、「今度の技術革新は、今までのそれとは質が違う」とも述べています。

AI技術によって大量の人材が職を奪われ、仮に新しい仕事が生まれてもその人材すべてを吸収できない、と主張しています。

 

人間に求められる能力

 では、AIに職を奪われないために必要な能力とはなんなのか?ということになりますよね。

それは読解力であると述べています。

意味を理解する力、すなわち読解力こそが、AI技術が最も苦手とする分野だからです。

しかし、その肝心の人間の読解力が、多くの中高生でAIよりも下回るという衝撃の結果がでます。

このままでは「AIにできない仕事をしようとしても、AIよりもできない人材」が大量に排出されることになります。

その決定的な解決策というものはまだわかりません。

ですが、読解力はいつからでも鍛えることができる、ということも著者の経験から述べられています。

 

感想

 「AI技術に対抗するため何をしたらよいか」の本ではなく、「まず敵(AI技術)を知り、己(人間)を知るための現状把握の本」としては最高の本だと感じました。

なので、「AIに対抗するために何を勉強するのが良いか」などの悩みを解決するためにこの本を読むのはお勧めしません。

 

 文章は論理明快でとても分かりやすく、「分かっていること」と「まだ誰も分からないこと」、そして「自分の考え」が混同することなく書いてある印象をうけ、信頼できると感じました。

また、AI技術に関する技術的背景から、論理的に導かれる結論には、納得せざるを得ず、正直この本の内容に疑問を覚える人はいないのではないかという出来です。

それほど納得感のある文章で構成されています。

 

 個人的には、「AI技術の発展により職を奪われた人達は、別の職に就こうにも、そこにもAI技術があるが故に職に就けない。」という主張には衝撃を受けました。

私は、AIが苦手とする「創造性が必要な分野や気持ちを理解する分野」で人間は必要とされるはずなので大丈夫だろうと考えていたのですが、その考えを根底から覆されました。

著者の携わった「リーディングスキルテスト」の結果では、中高生の「読解力(AIの苦手とする分野)」は「AI並み」という衝撃の結果を示したのです。

「AI並み」ということは「AIに置き換え可能」ということです。

本を手に取ってみればわかりますが、正解できないことに驚くレベルです。

 

 早急に中高生の読解力を何とかしなければならない。そう感じました。

でも私には中高生の読解力を何とかする力はありません。

せめて、中高生と関わる立場にある方々に、この本を読んでもらう手助けをすることくらいです。

 

 AI技術の発展に恐怖を感じている人はこの本を読むべきです。

技術的な内容もわかりやすく書いてあり、AIの限界を知ることができます。

そして何より、すべての教育に関わる人に読んでいただきたい一冊です。

というか教育者は読むべきです。

 

まとめ

AI技術の現状とある程度の未来に関して、詳細な知識を得られました。

また、人間の能力の現状を知ることができ、とても勉強になりました。

内容柄、鮮度が重要な本だと思います。

AI技術はこれからもどんどん発展していきますし、本にあるデータも古くなってしまいます。

新鮮なうちにこの本を読んで、そして考えること必要だと感じました。

 

ぜひ読んでください。

https://www.amazon.co.jp/AI-vs-%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8%E3%81%8C%E8%AA%AD%E3%82%81%E3%81%AA%E3%81%84%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%9F%E3%81%A1-%E6%96%B0%E4%BA%95-%E7%B4%80%E5%AD%90/dp/4492762396/ref=asap_bc?ie=UTF8

素晴らしきゆとり世代の特徴と心の内【ゆとりの主張】

 なにかと叩かれることの多い「ゆとり世代」。

私は1995年生まれで、小学校入学から中学卒業まですべてのカリキュラムをゆとり教育で過ごしてきました。

正真正銘の「フルゆとり」です。

何を考えているかわからないと言われがちなゆとり世代ですが、仕事、お金、人間関係の3つについて、「ゆとり世代なりの考え方」(まあ私の考えですが)を紹介していこうと思います。

 

 

仕事

 仕事において、ゆとり世代は「指示待ち」「すぐに成果を求める」「叱られ慣れてない」などの評価をされることが多いですね。

私の考えでは、これらは全て「必要のないことはやらない、効率主義」とまとめることができます。

例えば、指示されていないことをやったり、自分で勝手に動いて、それが結果的に不要になるよりは、指示されたことをやってから、追加で指示を受けた方が、手戻りがなく効率が良いですよね?

もちろん指示されていないことをやって、それがうまくいけば良いですが、うまくいかない可能性が少しでもある場合は、そのリスクを冒す必要はありません。

さらに言えば、「指示されていないこと」というのは本来不要なことですよね?(ゆとりっぽい言い方)

有能な上司は必要最小限は満たせるように指示をしているはずですから、指示以上のことは突き詰めると不要だ、と考えることができます。

 

 「すぐに成果を求める」と言われるのも、同じです。

「すぐに成果が出ないけれども必要だとわかりづらい仕事」とは何なのかまだよくわかりませんが、

最終的にその行動が最も最短であるという根拠があれば、積極的に行うことでしょう。

逆に、「何に役立つのかわからないけれどもとりあえずこれやっとけ。」という仕事が何を生むのかわかりません。

ただの暇つぶしですよね。それ。

小さいときからネットにおおよその答えがある世界で、わざわざ無駄な時間とエネルギ―を使う必要はないということでしょうね。

効率的で素晴らしい!!!

 

 では、「叱られ慣れてない」とはどういうことでしょうか。

基本的に学生時代は自分の年代と近い人たちと過ごしますね。

先輩方もゆとり世代です。ですから先輩方だって、必要のないことはしません。

たとえ後輩がミスをしても、無駄なエネルギーを使い声を荒げて怒るようなことはしません。

「そのやり方だとこうなっちゃうから次からこうしてね。」と言えば済む話だからです。

その方が相手も自分もイライラしないし、怒る時間も短くなり効率的です。

 

お金

 ゆとり世代は、「お金への執着が薄い」「ギャンブルをしない」「欲がない」などと言われます。

ですがそれは違います。

むしろお金への執着はすごいです。(私だけかもしれませんが。)

そもそも、お金への執着がある人はギャンブルをしません。

ギャンブルは基本的に損をする確率の方が高い中で、まれに大当たりが出るからギャンブルなのです。

そんなお金を失う確率の方が高いこと、お金への執着が薄い人しかできません、

ゆえに若者がお金への執着がない、というのは真逆で、お金への執着があるからギャンブルをしないのです。

 

 では、お金への執着から欲がないのかと思われるかもしれませんが、それも違います。

基本的によく言われている欲がないというのは、家や車や時計など、一昔前のステータスとしての物品ではないでしょうか。

お金を出して羨望を買うようなことは、お金の無駄なので、当然そのような物品は欲しがりません。

自分の趣味のためにお金を使うことがほとんどでしょう。

趣味が多様化してきて、いろんなものがあふれる現代。

さらにインターネットの台頭で趣味が同じ人とつながれる社会では、皆が一つのものを欲しがることはなくなりました。 

さらに自分の趣味のために購入するので、表には出てきません。

その分かりづらさから、欲がないと思われてしまうのでしょうね。

 

人間関係

「プライベート優先」「仕事終わりの飲み会にこない」はこちらに入れさせていただきました。

ハッキリ言います。

プライベート優先は当たり前でしょう。

会社での仕事は生きるための道具です。手段です。

人生の目的は幸せに暮らすことだとすれば、いつ無くなるかわからない会社に全てをささげるのは本末転倒ですね。

ですから、会社の人との人間関係は仕事上の付き合い、と一線を引いていると思います。

会社がなくなっても転職しても、変わらない人間関係を大事にするのです。

 

 仕事終わりの飲み会にこないのもそのためでしょう。

上司からしてみれば、コミュニケーションを図ろうと思ったのにと思われるかもしれませんが、

コミュニケーションは仕事中のちょっとした声掛けでできますよね。

それもできない人と行く飲み会は、飲み会のマナーなどにうるさく、楽しくないのが目に見えていますから。

でも、例えばどういう考えなのか知りたいとか、どうしても行きたい場合は、

「前もって」「終了時刻を明確に」したうえで誘うべきです。

「おい、今日飲みに行こう」は相手の都合を無視した命令ですよね。

業務外のことに関しても指示を出してくる上司は人として信頼できません。

そういった部分で信頼されなければ、断られてしまうと思います。

ですから、仕事終わりの飲み会は、部下ではなく、一人の人間として誘った方がよさそうですね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

よくわからないゆとり世代の心の内を、少しでも理解する助けとなれば幸いです。

 

この記事では、なるべく「非ゆとり世代」の諸先輩方を批判しないよう頑張りました。

心に「ゆとり」がありますからね。

でもちょっと漏れていたかもしれません。

 

では、「お先に失礼しま~す。」

仕事がうまくいかないのは、幸せではないからです!【成功と幸せの法則】

 なんか仕事がうまくいかない、幸せだと自信をもって言えない。

成功すれば幸せになれるのに、そんな風に思っていませんか。

実はその考え、間違っているんです。

 

 今回、そんな幸せと成功に関するTED Talkを視聴しました。内容に強く引き込まれたので、その紹介をしたいと思います。

最後にもリンクを貼っています。

Shawnさんというユーモアセンスあふれる面白い方だったので、ぜひ見てみてください。

Shawn Achor: The happy secret to better work | TED Talk

 

 

成功を求め続ける限り、成功しても幸せにはなれない

Shawnは動画中で、多くの企業や学校、子育てをする親などが、以下の法則を信じていると指摘します。

If I work harder, I'll be more successful.

And if I'm more successful, then I'll be happier.

 頑張れば、成功できる。

そして成功すれば、幸せになれる。

 しかし、この法則は科学的に逆であり、間違っている。とShawnは断言します。

一見私たちもそう考えてしまう法則ですが、何が違うのでしょうか。

 

 私たちはどうしても、一つの目標を達成するとまた新たに目標を設定してしまいます。

「脳が成功の再定義をしてしまう」とShawnは述べています。

 

 

良い高校に入れれば次は良い大学へ、良い大学へ入れればいい成績を取る。

良い成績をとれればもっと良い成績を、と終わりがありません。

例えば、このブログは始めたばかりなので誰にも見てもらえません。

しばらくして、初めて、たった1人ですが記事を見てもらえたときは、凄く幸せでした。

その数字が2人や3人に増えても、同様に嬉しかったです。

しかし、数人に見てもらえた日が続いた時、今度は当たり前だったはずの0人に怖さを覚えてしまうのです。

これは間違いなく成功の再定義にほかなりません。

If the happiness is on the opposit side of  success, your brain never gets there.

幸せが成功の向こう側にあるのならば、脳はいつまでも幸せにたどりつけません。

私たちは成功すれば幸せになれると信じて頑張ったり無理をしたりしてしまうこともあると思います。

しかし、成功しても、次の瞬間、そこが成功ではなくなってしまうのです。

そしていつまで経っても幸せを求め、成功を求めてしまうのです。

 

自分を幸せだと思おう

 先ほど、成功すれば幸せになれるという法則は科学的に逆で、間違っているという書き方をしました。

逆、とはどういうことなのでしょうか。

成功すれば幸せになれるのではなく、幸せだと思えば、成功できるが正しいのです。

自分を幸せだと満足してしまったらそこで成長はとまり、成功は見込めないと思いますよね。

ですが、自分を幸せだと認識することの効果は科学的に認められているようです。

詳しいデータは動画中にありますが、ポジティブな脳はネガティブな脳やストレス下の脳と比べてずっとよく機能するのは想像に難しくありませんよね。

知能が上がり、創造性が上がり、活力が増大するとShawnは述べています。

 

今日からできるたった一つの習慣

では、私たちはどのように過ごせば自分たちを幸せだと認識できるのでしょうか。

Shawnがある一つの習慣を提示してくれました。

Write down three new things that they're grateful for for 21days in a row, three new things each day.

ありがたいと思うことを毎日新たに3つ書き、それを21日間続けましょう。

 これにより脳にネガティブなことよりも先にポジティブなことを見つけようとする回路ができるようです。

Shawnは脳も体と同じように訓練で変えることができると述べていました。

これをきっかけにたった21日間で、幸せと成功を手に入れることができるのならやってみない手はありませんね。

 

最後まで見ていただいたあなたに、感謝します。

この記事を届けてくれるインターネットに感謝します。

プレゼンターのShawnと、素晴らしいスピーチを届けてくれたTEDに感謝します。

www.ted.com

先延ばしは悪くない!独創的な人の習慣

 どうしても面白い記事がかけない、、、あの人の記事はこんなに面白いのに、、、

やっぱり独創的なアイデアを持ってる人は自分とは違うのだろうな、、、

そんな風に思うこともあると思います。自分もあります。

今回、そんな「独創的なアイデアを持つ人々」の習慣について語るTED Talkを見つけたので、備忘録をかねて紹介します。

これを真似すれば自分にも面白い記事がかけるぞ、そんな風に思える内容でした。

ぜひ見てみてください。

Adam Grant: The surprising habits of original thinkers | TED Talk

記事の一番最後にもリンクが貼ってあります。

 

 

独創的な人は普通の人?

 独創的な人々は天才で、我々のような凡人とは違うのではないか。そう考えてしまいますよね。

誰もが思いつかないような天才的で独創的なアイデアをみたり面白い文章を見ると、そう思わずにはいられません。

しかし、独創的な人々も実は我々と同じで、違うものといえばその習慣・思考にあるようです。

そのエッセンスを紹介していきます。

 

先延ばしにすることの意外な効果

 独創的な人々は、よく先延ばしにするようです。

過去の偉人の例を挙げることもできますが(TEDでは挙げています)、ここではプレゼンターであるAdamが行った実験の結果を紹介しましょう。

 

被験者に一定数アイデアを出すよう課題を与えます。

その後すぐ取り組んでみるAチームと、少しゲームをさせたBチームでは、後者の方がより独創的なアイデアを出した、という結果になりました。

ゲームの内容が独創性に影響を与えたのではありませんよ。

なぜなら、ゲームをさせた後に課題を発表し取り組んだCチームでは、Aチームと結果に差は見られなかったからです。

独創性に影響を与えたのはゲームの有無ではなく、課題発表後に先延ばしにしたことによるものだ、と結論づけています。

Adamは、「課題を与えられた後にゲームをしている間も、脳の片隅では課題が進行している。

その間に様々な情報との融合や飛躍が起こって、独創的なアイデアとなるのではないか。」と考えているようです。

 

 これはかなり面白い結果です。

確かに、「昨日はいくら考えても全く解けなかった問題や、全く書けなかった文章が、次の日にやってみたらスラスラ解けた、書けた。」ということはよくあるのではないでしょうか?

現にこの文章も、昨日は全く筆が進まず、「これは先延ばしにしよう。」と言い訳したのですが、今スラスラかけていることに自分でも驚きます。

頭の片隅でこのブログのことを考えていたのでしょうかね。

ですから、私はこの結果と考察にかなりの説得力があると考えています。

 

自信に満ち溢れているように見える人たち

 二つめは、彼らも、我々と同じように不安を抱えているということです。

成功者ってどうしても自分に自信を持っているように見えますよね。

ですが、彼らも私たちと同じように自分のアイデアに不安や疑問を覚えるようです。

しかし彼らはその後のアプローチが違います。

重要なのは、イデアが悪かったからといって、自分自身が悪かったと考えるのは違うということです。

私もよく、ダメな文章を書いたりすると落ち込んだり嫌になります。

しかし、ダメだったのはその文章だけ、なのです。

自分までその文章のダメさに巻き込まれることはないのです。

また改善を加えて新しい文章を書けばいいのですから。

 

ここをしっかりと分けて考えられる思考を持つことが、彼らに近づくために必要であるとAdamは述べています。

確かに、ダメなアイデアを出した時に落ち込んでいては、次の挑戦までの速度も意欲も低くなってしまいそうです。

 

傑作はいかに生まれるのか

 ここまで、独創的なアイデアを出す人もそうでない人も大した違いはないと紹介してきました。

そうはいっても、傑作と呼ばれる作品を残した人たちは、やはり我々とは一線を画すのではないかと考えてしまいますよね。

もちろん、一般に才能と呼ばれるものは存在するはずです。

しかし、唯一我々と彼らが違う点があります。

彼らは圧倒的に数をこなしているということです。そして、大量の失敗をしています。

動画内で面白い図が表示されていました。

バッハ、モーツアルトベートーヴェンらは、他の作曲家たちと比べて、作曲数が多いのです。

また、作曲数が多くなるほどに、傑作と呼ばれる作品も多くなり、二つは比例関係にあるようでした。

(作曲数の少なさに対し傑作が多いワーグナーもグラフにあり、会場の笑いを誘っていましたが)

ですから、ワーグナーはともかく、我々凡人がすべきことは、とりあえず数をこなすことなのです。

 

彼らが恐れているのは失敗することではなく、挑戦しないことなのです。

挑戦し続けて、失敗し続けていくなかで、独創的なアイデアが出てくるということですね。

 

 ブログに活かすには?

 では、この独創的なアイデアを生むための習慣を私たちのようなブロガーが生かしていくにはどうするべきなのか考えてみました。

まず、先延ばしをすることです。

先延ばしにし続けても記事が書けなくなってしまいますから、今回は24時間以内で先延ばしにすることを考えてみます。

重要なことは、課題が発表されてから先延ばしにする、ということでしたね。

つまり、「素早く着手し、仕上げに時間をかける」ということです。

私はまず夜のうちに次の記事のテーマを決定します。そのまま先延ばしにして寝ます。

仕事をして帰ってくるので、実際に書き始めるのは次の日の夜にします。

書き上げたら、次のテーマを決めてから寝ます。

こうすることで24時間の間で先延ばしにすることができ、頭の片隅で記事が構成されているはずです。

理想的なのは朝にチェックをして修正をすることでしょうか。仕上げに時間をかけましょう。

 

 次に、もし失敗しても、その失敗を次に活かして、挑戦し続けるという気持ちを持つことです。

二回目になりますが、ダメなのはその記事だけで、自分ではありません。挑戦し続けましょう。

もしこの記事が誰にも見られず終わっても、それは私が悪いのではありません。この記事の中身が悪かっただけの話です。

 

最後に、誰よりも記事を書くということです。

もう世界中にブロガーはたくさんいるし、いまから始める人もたくさんいるでしょう。

「記事数世界一」になろうというのではありません。

せめて同じ時期に始めた人、同じ条件の人の中では、誰よりも記事を書き続け、更新をやめないことが、一つでも良い記事を残せる唯一の方法なのかなと感じています。

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

www.ted.com